２０１５年　新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。昨年は国内外での個人セッション、イベント、勉強会を通じて、ご縁を頂きまして、本当にありがとうございました。本日でお正月３が日も終了しますが、いかがお過ごしでしょうか？

昨年は私にとっても色々な変化のある年となりました。昨秋には、拠点を東京から故郷・高知に移転しました。拠点変更に伴い、沢山の方々に、温かい励ましのお言葉をかけていただきました。この場をお借りしまして、心より感謝申し上げます。

高知を拠点とするのは実に２０数年ぶりになります。一昨年より”移転”という言葉の閃きがあり、その頃に旅した山口県の”萩”をすっかり気にいってしまい、近い将来に移住の視野も入れつつ再訪したりもしましたが、結果的には自分の諸事情で諦めてしまった経緯があります。その後、”移転”の事とは全く関係ない目的で複数のミディアム、霊能者の方の個人セッションを受け、こちらからは何もお伝えしていないにも関わらず、全員に”移転”を示唆されましたが、次の移転地が自分の中でピンとこないまま時が過ぎていました。タイミングとは不思議なもので、今回様々な出来事が重なり、”高知”に一時的に拠点を置くことになりましたが、物事の流れに従ってみると、思った以上にスムーズに事が進み、今となっては、この事だったんだと思えます。次の移転先はまだ未定ですが（もしかしたら、高知県内で再度移転するかもしれませんが）、次の場所を探しつつ、その時がきたら、流れに任せて行動したいと考えています。今年は高知でも今までとは違う趣向のイベント等も企画開催予定ですので、あらためて、どうぞ宜しくお願いします。

元旦には家族揃って、年頭のご挨拶に氏神様への初詣を終えることができました。今年の初おみくじには、”風さわぐ秋の夕は行舟もいりえしずかに宿を定めて”、その意味は、”何事も進んですることはいけません。心静かに所持控え目にして是までの職業を守り、身を慎んで勉強なさい”とありました。移転の事も踏まえると、自分にとっては、年初から心に響くメッセージを頂いた思いです。おみくじには、書かれている言葉に時に深い意味があるように思います。 

年末には、石川県白山市にある加賀一の宮大社の白山比咩神社に４年ぶりにご参拝してきました。前回の春の時とは違って、今回は積雪の中でのご参拝となりました。本殿前に着くと、神主さんが丁度、神社の由来等をお話されていたところに遭遇しました。その中で印象に残ったのは、白山の水は本当に美味しくて、地元で生まれ育ち、かつては、他の地に住んでいた経験がある神主さんも離れてみて初めて、故郷の”水”がこんなにも美味しかったということに気づかされたとの事でした。

古くから霊山信仰の聖地として仰がれてきた白山は地元の方にとって、生活に不可欠な“命の水”を供給してくれるご聖域でもあります。そこから供給される”水”の大切さ、そのことに対して自然を敬う、目に見えない世界への感謝を向けること、祈ることの大切さについてお話されていたのが、とても心に響きました。

昨年から、ワークショップや尊敬するミディアム原レオンさんとのコラボユニットHeart to Heartでのイベントでも”祈りについて”や、”自然霊について”等をテーマにしたお話が最近は多くなりました。見えない世界に感謝を向けるという事、それは日々の暮らしが決して当たり前ではないということに気づかされるという事でもあると思います。私達の祈りの純粋なエネルギーは必ず見えない世界に届くと信じています。今年も日々の暮らしに感謝の気持ちを忘れず、ミディアムとしての仕事に責任を持って、精進していきたい所存です。

2015年が皆様にとって実り多い光溢れる素晴らしい年になりますようにお祈り申し上げます。本年もどうぞ宜しくお願いします。
 

感謝と平和の祈りを込めて

澤田紗枝

セルフインザユニバース